こんにちは。池袋本館の長山です。
これまで発信して参りました2014年9月のロングライド
「自走de秋田」
の続編その2をお届けします。
本レポートで、健脚自転車・ロードバイクの醍醐味の
一端を少しでもお伝え出来ればと思います。
また、旅に出にくい昨今、このレポートで僅かばかりでも
旅気分を味わっていただけたら幸いです。
ライド1日目(通算4日目)
2014年10月27日(月) その2
大曲から、目指す北秋田・大館方面へは、主に
・羽州街道を辿って国道13号→国道7号
・内陸山間部の国道105号でショートカット
の2ルートがあります。
福島の桑折からずっと辿ってきた羽州街道も気になりましたが、
内陸の方がちょうど紅葉が良さそうなのと、
途中にある町、阿仁合(あにあい)に
先祖の足跡があって思い入れがあることから、
今回は国道105号経由を選択しました。
10年前(2004年)に走った国道105号。
この辺りは道のりの記憶が薄いのですが、道の駅なかせんの
「こめこめプラザ」というネーミングは覚えていました。
12:05
いろんな種類のコメや稲穂を見物したと記憶しています。
今、ゆっくり見たら感想も変わってきそうですが、
今回は時間が押しているので通過。
およそ18kmほどで角館に到着。とりあえず駅へ。
角館始発の秋田内陸線は、経営が厳しいながらもいろいろ取組みして
頑張っていて、応援したい路線です。
(この時は沿線の韓流ドラマロケ地巡りを宣伝していました)
私も時々お世話になっています。
今回は自走だから利用出来ないけど、次回は是非!
12:30
ここで降雨が始まりました。
軽食で補給しながらレインウェアを着込み、
せっかくなので武家屋敷通りだけ見物。
この年(2014年)は、たまたま春の桜の季節にも訪れていましたが、
紅葉の季節も良いですね。
雨でも結構賑わっていました。
その雨で、レンズがすぐに水滴まみれ。
カメラの防水用にジップロックを忍ばせていましたが、役に立たず。
濡れた状態で防水な袋に入れたら、中でグチョグチョです。
これなら、濡れるたびに拭きとるミニタオルの方がまし
ということで、急遽コンビニで調達。
以後、濡れては拭き、の繰り返しとなります。
角館を出ると、大覚野峠へ向かう登り基調の道のりが始まります。
雨の気温11℃は、寒い。 13:57
10年前、この道を逆から走破した時も雨でした。
この辺りで自宅から通算600km 。
はるばる来たなあ。
雨ならではの水墨画のような景色がご褒美。
こういう風情あるライドも、たまには良いですね。
途中、田沢湖へは数kmのプラスで寄れるので、
せっかくと思い行ってみました。
田沢湖へは、美しい森の中を登って行きます。
青空なら、葉っぱの色付きも映えたことでしょう。
まあ、この瑞々しさもまた一興。
水深日本一、田沢湖。 14:50頃
二回に分けてとは言え、自宅から自走で
ここまで繋がったのが不思議な気分でした。
何を想う、たつこ像。
湖沿いを北上していたら、雨が止み、少し明るくなり、
一瞬だけ青空が! 15:20
ずっと雨天と思っていたので、これだけでも大はしゃぎ。
湖を離れ進むうちに、なんと、青空が増えてきました。 15:41
更に、日が射してきた! 15:48
爽快な空模様になってきました。 15:51
まさかこんなに晴れるとは、劇的な変化に感動! 15:55
道も良い感じに続き、
走りのテンション急上昇!
15:58
木々の色付きを堪能する余裕も出てきました。 16:02
そこまでは良かったのですが、だんだん暗くなってきました。
日が短い季節です。
16:07
何とも言えない不思議な空色になってきました。
写真では判り辛いのですが、北国らしさを感じさせる、
淡く寒々しい独特の雰囲気が印象的でした。
16:20
がっつり暗くなる前に、補給食を摂ります。
ぼだっこおにぎりと、
学生調理。
うまい!!
16:21~26頃
暗くなると共に気温は下がり、8℃。 16:40
しかも再び雨天となり、寒さに拍車がかかります。
寒くて堪らず、自販機でホットドリンクを二本投入。
体内から、付け焼刃の温めを試みます。
16:46
いよいよ本格的な峠道というタイミングで、
暗い、寒い、雨、が深くなっていきます。
日没の山中でこの状況、地獄の一丁目か!?という感じです。
17:29
国道105号は、多少は交通量あるだろうと踏んでいましたが、
思ったほど車が通らず、明かりは自転車のライト以外何もなし。
こんな有様の中、峠に向かって登らなければなりません。
なんという心細さ!
その3へつづく
CATEYE INOUで取った記録
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