皆さん、こんにちは。ワイズロード船橋店の下山田です。
本日は当店にてホイール交換をさせていただきましたお客様の一台です。
【お客様の一台】「ARC1400 Dicut 48」
先月開催しました「ゆるロン×DT SWISS」のライドイベントにご参加いただいたお客様が悩みに悩まれ、数多くあるホイールメーカーより「DT SWISS」をチョイスいただきました。
デザインこそシンプルですが、中身はかなりこだわったホイールとなっております。
そんな優等生ホイールを私なりにご紹介いたします。
アップダウンをこなせるリムハイトを採用
チョイスいただいたホイールは同社ラインナップのエアロシリーズ「ARC1400 Dicut 48」
それ以外にも同社ラインナップには軽量シリーズの「PRC」やエンデュランスシリーズの「ERC」といったシリーズに分かれています。その他にもグラベルやMTBに特化した完組ホイールを展開しています。
リムハイトは48mmと使い勝手がいいリムハイトとなっており、今回はチューブレス仕様で装着。元々のホイールはチューブレスで有名な「MAVIC」を使用していたので、乗っていくうちにどっちのチューブレスがトラブル少なかったかぜひお店に寄った際にお客様目線でお聞かせください(笑)
ブレーキ面については特殊な加工といったことはしていないようですが、ライド時のお客様の話を聞く限りだと止まらないわけではない。といったところですので雨の日などに乗らなければカーボンリムブレーキも問題ないといったところでしょうか。
ちなみに私は雨の日もあまり気にせず乗っていましたが、7、8年前ぐらいのカーボンリムホイールに比べれば今のカーボンリムホイールは止まると感じています。
同社が誇るラチェットシステム
モデル名にある「ダイカット」は高精度な切削加工が施された、軽量かつ空力性能に優れたハブとなっています。
最近まで特許を取得していました「ラチェットシステム」
今では様々なメーカーが同じようなラチェットシステムを採用していますが他社のラチェットシステムでは水の侵入によりパーツが錆びる等のトラブルがたまに出るのが悩ましいところですが同社につきましては密閉性が高くトラブルが少ないのが魅力の一つです。
本モデルは36の歯を持つ36Tのスターラチェットが搭載されており、それぞれ歯が噛み合う角度(=エンゲージメント)が異なります。この角度が小さくなればなるほど、ペダルを踏みこんだパワーがホイールに伝わるまでの間隔が短くなります。
ちなみにスターラチェットの歯数は18T=20°、24T=15°、36T=10°、54T=6.6°がラインナップされておりカーボンホイールには36T=10°が搭載されていることが多く、スターラチェットの歯数は後から交換も可能となっています。
チューブレスタイヤは相性の良いMAXXIS
前作の120TPIから170TPIに変更。しなやかさが増えグリップ力の向上とともに転がり抵抗が低くなりました。
走行性能の優れたタイヤゆえに耐久性をカバーするために独自開発のケブラーコンポジットを使用することで通常のケブラーよりも優れた耐パンク性能を誇ります。
全体写真&スペック
サンデーライドが再開されましたら是非ご参加いただきホイールの感想をお聞かせください。楽しみにしております!
またトラブル等、車体に問題がございましたらお気軽に当店へご連絡くださいませ。
■DT SWISS ARC1400 Dicut 48
・カーボンクリンチャーリム
・リムブレーキ専用
・チューブレスレディータイヤ対応
・推奨タイヤ幅23-30mm
・700C
・36TラチェットEXP
・8~12速対応
・重量:1,583g
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