【仕事と家庭と自転車と】十三峠を十三本上った話－機材、準備編－

: 【仕事と家庭と自転車と】十三峠を十三本上った話－機材、準備編－

1384: 【大阪本館】利田卓也 21年11月06日

このコーナーは実業団レーサーでありホビー最高峰レース　ツール・ド・おきなわを目標に取り組んできた私の練習記録であったり、個人的に気になる。欲しい。買った！そういった超主観的な内容を不定期に発信していくコーナーです。
興味のある方は宜しければお付き合い下さい。

前回記事はコチラ

今回は機材やら準備したもの等をお伝えさせて頂きます。

機材はクライミングバイク一択

使用バイク：LOOK785HUEZ RS (リム)
使用コンポ：SRAM RED E-TAP(11S)
ホイール：MAVIC キシリウムエリート UST

とにかく軽量なバイクをチョイス。雑なペダリングよりかは綺麗に回すと気持ちよく進んでくれるLOOK社が威信をかけて製作した渾身のクライミングバイクです。私のペダリング、リズムとあっていると感じとても乗りやすいバイクです。コンポは無線電動変速。長時間のクライミング、シフティングによるストレスを軽減するのに電動程良い物はないのではと思える程に楽です。

タイヤはチューブレス

もうここ2、3年はずっとチューブレスばかりつかっている気がします。今回選んだタイヤはMAXXIS HYPR(ハイパー)チューブレスレディ仕様。このタイヤはウェットコンディションでも性能が衰えず、常に優れたｸﾞﾘｯﾌﾟ力が特徴のタイヤです。転がり方や乗り味はMAVICのイクシオンUSTに近いものがあると感じます。これらも理由ですが一番の理由はセンター部分が分厚いこと。チューブレスのパンクは穴あき、カットが多いのですが、穴あき時点でシーラントが回ったとしても空気圧が低下します。このタイヤはセンターが分厚いのでちょっとやそっとでは貫通しないだろうという読みです。パンクリスクは可能な限り減らしたいですからね。転がり抵抗は悪いのかというと先のMAVICと似ていると記載した通り悪くありません。

とっておきのハンドルバー

超推しのステム一体型ハンドルバー。重量287ℊと驚くべき軽さと持ちやすさ。軽量さと形状が相まってダンシング時のハンドルを抜群に振りやすい。あとはこういったパーツがモチベーションになるというやつです。詳しくはコチラ

補給食と前日の炭水化物。

これがないと13本も走れません。写真以外にも先にボトルにグリコＣＣＤを2本。計4本分のＣＣＤを用意とあんパンを２つ用意しました。また前々日には炭水化物を極力減らし、前日の夕食（真夜中）には炭水化物を多く摂取しました。また下りの防寒対策にウインドブレーカー、アームウォーマー、ニーウォーマーも用意。

途中に補給ポイントを

できるだけ早めに終わらせたかったのでコースからは出ないようにという自分ルールを設けたこと。また上記の補給食を持って走る、気温があがり脱いだあとのは防寒具を持って走るのが嫌だった為、サコッシュを準備してコース途中に準備。

注意するべき点

ペース配分・・・パワーメーターを用いることで踏み過ぎないようにと、ケイデンスと合わせてペース配分を管理。

エネルギー切れ・・・一番怖いのがコレです。ハンガーノックになってしまうと頭で理解していても体が全くゆうことを聞いてくれなくなり意志とは無関係に体が動かなくなります。補給のタイミングは運動強度による消費量によっても変わりますが、私は2本上る毎に（時には1本上る毎に）摂取しました。

下りは安全に・・・十三峠って路面状況良くないんですよね。加えて車幅もそこまで広くないですし、ワインディングロードばかりだし。集中力がなくなると予期せぬ事が起こりえますので、「走り慣れた道こそ油断なく安全に」の意識を忘れずに。

インナーウェアの重要性

このインナーはBRYNJE(ブリンヤ)と言います。詳しくはコチラを！簡潔にお伝えしますとこのインナーは汗を吸収、速乾ではなく！汗を引きはがし別ウェアに移しかえるというものになります。よって、汗を吸って乾くまでの汗冷え、冷たさというものを感じにくいんです。これは夏場はもちろんこれからの時期にめちゃくちゃ重宝しますよ～。メチャオススメです！

とまぁ、こんな感じでしょうか。夏場だと水分補給量の増加と暑さでペースを保つことはできなかったかと思います。このタイミングだからこそ6時間半弱で達成できたというのはあると思います。
限界を超えたというよりかは、自身の限界を引き上げた感じがします。

あくまで自己満です。