みなさんこんにちは
一応昨年の石鎚ヒルクライム51分57秒?
松山店ウバガイです
正確なタイムと順位は自信ないです(笑)
ついに西日本最大級の山で繰り広げられる
その石鎚山ヒルクライムが
明々後日と迫ってきました
皆さんそれぞれ
あの人に勝ちたい!自己ベストを出したい!
何分を切りたい!
など、それぞれ目標を持って参加されるのではないでしょうか?
今回はタイム短縮において最も大事な当日の走り方
そして前日の練習などについて
ご紹介していきたいと思います
ちょっと長めの生地になるのでお時間のある時にお読みください
さーっと読みたい方は
序盤はとばして最初に貼った石鎚の
コースレイアウトの画像があるところまで
飛ばしちゃってください(笑)
まずは明日、明後日の
直前の練習などについてです
正直ヒルクライム前の練習については細かく見ると
その人の年齢や回復力によるところが強い為
難しい部分は多いです
ただし、確実に言えるのは
ヒルクライム前の練習で強くなる事はありません
なので直前には
体を回復させつつ、当日どこまで出し切れるか
と言う所を高めていく必要があります
直前の練習の強度、距離については人によりますが
練習はレースが近づけば近づくほど
ギア比を軽めに設定して練習するのが
当日に向けて疲労を残さず
ペダリングの感覚もつかみやすいです
また、神経系のトレーニング(先述のハイケイデンス)など
を入れることで当日、より力を効率的に出しやすくなります
そして当日です
石鎚は計測区間を大きく分けて
3つに分けることが出来ます
まずは1つめ
スタートから鳥居(第一関門)までです
平坦区間はどこまで足を温存して集団に残るかがカギを握ります
ここを余裕を持って潜り抜けるかが
その後の足の残り方を大きく分けます
じゃあどのようにして足を温存するのか
という事ですよね
集団の位置取り技術は経験となれなので
ここで文面にするのは難しいとして
もう一つ簡単にできることがあります
それは使用するギアを軽くする
ただこれだけです
平坦では集団以上にスピードを出す必要はありません
石鎚の平坦で集団から抜け出してタイムが上がるのは
エンジンの付いた乗り物だけです(笑)
しんどくなるとギアを掛けがちですが
ギアを掛けた方が楽でも
絶対にギアを自分のコントロールできる範囲で
軽くした方が足は温存できます
地味にハイケイデンスはしんどいですが
足は確実に残ります
ケイデンス120弱を意識して
平坦は足を温存するとタイムは伸ばしやすいです
そしてここで先述の神経系で入れた
ハイケイデンスが役に立ってきます
1週間でもハイケイデンスをある程度入れていれば
平坦区間での足の温存にかなり役立つと思います
2つ目が鳥居から計測区間の上り区間です
ようやっとヒルクライムと言う感じになってきますが
最初半分は絶対に無理のないペースで走るのが大事です
上りでは空気抵抗はほぼないですが
何人かで走ることでぺーさーとしての役割を果たすので
実力の近い人を見つけることが最優先です
そしてここでも極力ギアを掛けずに出来るだけハイケイデンスで
上ることを意識すると後々に足を残しやすいです
とはいっても某漫画ではないので
山はさすがにケイデンス120は
あまり現実的ではありません
大体90前後で後は個人差±10程度かなぁと思います
ハイケイデンスはしんどいですが足を残すのなら間違いないです
第一計測区間が近づくにつれて踏みたい気持ちも
出てくると思いますが
ここで踏みすぎてはここまでしてきたことが無駄になります
多少ギアを上げるのはスピードアップになりますが
ここで踏みすぎると
疲れた足が休憩地点で固まってしまうので
極力ギアはかけない方が良いです
第一計測終了後の休憩区間でも移動は
軽いギアで足を回すことで足が固まりにくくなります
第二計測開始地点までも
足の温存とアップの観点からギアは軽めで回しましょう
そして最後の第二計測開始地点からは
個人差はありますが
大体半分くらいまではこれまた
ギアはあまりかけない方が良いです
基本的に休憩で足が冷えているのと
最初のうちはアップと言う観点と
また終盤勾配がかなり緩くなる区間でギアを掛けれると
タイムを伸ばしやすい為です
ある程度ゴールが近づいて来たら勾配が緩くなってくるので
ここからはもう何も残らないくらい
踏み切っちゃって大丈夫です(笑)
ちなみに先輩スタッフの関さんがクラスで2位を取った時も
自分が昨年2位を取った時も
両方とも第2区間での逆転
本文にあるように第1区間で余裕を持って走れたからこそ
第2区間で大きな差をつけることが出来たという事です
全てが万人に合うと言うわけではないですが
皆様が少しでも石鎚やそのほかヒルクライムで
タイム短縮に役立てて頂ければ幸いです
当店には石鎚ヒルクライム入賞経験者2名います
是非お気軽にお尋ねください
ご来店お待ちしております
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