先日ディスクブレーキのパッドで気づいたことがありました。
ロードバイク用のものはフィンありとフィン無しの形状に分かれています。
パッド上部にギザギザが付いていればフィンありです。
(上写真はフィン無し)
フィンがあることによりブレーキ時に生じる摩擦熱を逃しやすくなります。
フィンが付いていた方がメリットが多いです。
しかしフィンがあることによって余計な重量が増えるのではないか?
古谷野もこれまでそう思っていました。
こちらがフィン無しのスタンダードグレードK05S-RXパッケージ内で実測17gでした。
フィンありのスタンダードグレードL05A-RF。なんと同じ17gなのです!!
おかしいぞ!!。
よくよく調べてみたところフィンありのバックプレート及びフィンの部分はアルミでできています。
フィン無しのバックプレートは鉄でできています。
ですので見た目は明らかにフィン付きの方が重いように見えますが、材質の違いによって同じ重量になっているのです。
値段の差を気にしなければフィン付きを選んでおけば放熱効果が高いので間違いないという事ですね!!。
ちなみにパッドには上位グレードでバックプレートにチタンを配合したものもあります。
フィン無しなうえに軽量材質のおかげで今回紹介した中では一番軽量となります。
細かい重量にこだわる方はこちらでしょう。
2023/9/2 古谷野