ハンドルが遠い気がして腕がしんどい。
スポーツバイク初めての方は慣れない前傾姿勢もあって上記のようなお話をよく耳にします。
ハンドルを近づけようと単純にステム交換をされる方もいらっしゃいますがその前に…、
ハンドルのサイズ、貴方の身体に最適ですか?
…という訳で本日の作業は『ハンドル交換』
(※前傾が辛いという方向け、ご提案の1つとしての記事となります)
フレームとハンドルをつなぐステムはサイズ調整の重要なパーツの1つなので、ハンドルを近づける点でステム交換は間違いではないのですが実はそう単純ではなさそう?
特にロードバイクのドロップハンドルではフラットハンドルよりもレバーが前に位置しているので、腕をさらに前に出さなければなりません。
という事はもしかして…、
ハンドルが遠いのではなくて、レバー位置が遠い?
原因はハンドル幅だったり?
(形状・レバー取付位置などでも条件は異なりますがそれはまたの機会に)
例えばフレームサイズ・ステム長・サドル位置は同一条件で、ハンドル幅の異なる「400」と「420」(共に芯々計測)の、
サドル先端-グリップポイント(手を掛け支点となる位置・以下GP)の距離を比べると
ハンドル幅:400/サドル-GP:625
ハンドル幅:420/サドル-GP:635
と、ハンドル幅20mmの違いで「サドル先端―グリップポイント」の
その差は距離にして10mm。
な~んだ10mmくらいだったらステム交換の方が作業も楽でいいじゃん♪
確かにバーテープやケーブルが絡むハンドルよりも、ステム交換は作業的にも楽で距離調整としては同じですが、ハンドル交換での調整でもたらされる本当の恩恵は…支点位置(GP)の最適化!!
ステムでの変更はレバー位置と共にハンドル自体が体に近づく(⇔遠ざかる)のでフラット面にも影響が出る。
したがってハンドルを切った時に詰まる感覚が大きくなることも?
ハンドル幅で調整した場合フラット面はそのままの位置なので詰まる感覚もなく、
レバーの支点位置がより自然な位置であれば上半身はもちろん
支える腕も楽になる!!
メーカー側でパーツチョイス・組付けが行われた完成車は「このフレームサイズだったらこれくらいのハンドル幅だろう」というものがほとんど。
もちろん体に合ったハンドル幅のものが最初から組み付けられていれば変える必要は無いのですが、海外メーカーのモノは若干幅広のモノもあったり?
スポーツバイク購入時「フレームサイズを合わせる」というのはすっかり浸透してきているように思いますが、フレームサイズのみで完結されている方も多くいらっしゃいます。
当社の身体計測サービス『BIORACER』はフレームサイズはもちろん、ハンドル幅の推奨値も算出。受けられた方は是非フレームサイズやサドル高だけでなくハンドル幅の確認も♪
…で、
これから車体の購入を検討中の方でハンドル幅が推奨値と違うのなら…
納車前の整備時にハンドルサイズも最適なものに変更して頂いた方が
断然お得!!!
通常ドロップハンドル交換工賃は¥4,800-+税
納車前の整備時なら交換工賃は無料!!
(※1.必要な部品代は掛かります、※2.お持込の場合は要相談)
フレームサイズやサドル高・ステム長は合わせたのにハンドル幅を合わせないなんてもったいない。
前傾姿勢になれていない・ハンドルまでの距離が気になっている方はハンドル幅も確認してほしい!!
ステアリング周りの相談も池袋チャーリー店まで♪
※ハンドル幅は体格・肉付きや、関節角度、使用状況によって最適なサイズは異なります。あくまで一例として参考にして見て下さい。
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