ワイズロード神戸店の盛山です。
大変ご好評いただいているワイズロード独自のフィッティングサービス
「バイオレーサースタンダード」。
(旧バイオレーサー5000)
最大の特徴は、「早い、安い、手軽」でありながらなかなかの精度でポジションが出せるという点です!
本日ご案内させていただいたお客様の事例をご紹介いたします!
ドイツのブランド「CANYON」です。
※当店でのお取り扱いはありません。
今回ご相談いただいたN様は、
○自転車歴2年
○月走行距離1,000km前後
○ロードレースやクリテリウム、ヒルクライムといったレースに年数回出られている。
かなりアスリート志向のお客様です。
今回のご相談内容としましては、
○今まで自己流でポジションを決めていて、特に調子が悪いところはないが全体的な数値の基準が知りたい、とのことです。
早速計測に移ります。
腕の長さや股下など数か所を計測し、理想とされるポジションを専用のマシンで再現します。
身長は僕よりも10センチ近く高く
股下は20センチ長い(;´Д`)
体重は僕よりも軽い( ;∀;)
非常にうらやましい自転車向きの恵まれた体格をお持ちでいらっしゃいます。
☝お持ちいただいたバイクのセッティングがコチラ。
☝数か所微調整させていただき、最終的なポジションがコチラとなりました!
ちなみに、今回はバイオレーサースタンダードの中でももっとも落差が大きくなる「コンペティション」コースで調整させて頂きました。
長い手足と、鍛えられた体幹で難なく乗りこなせていらっしゃいます。
最終的にサドル高は7ミリアップ、落差は34ミリ増、それ以外はおおむね元のセッティングと近い数値となりました!
さて、ではこの数値を基にバイクのポジションを調整していきます!
ステム長は偶然もとの長さでいけそうでしたので、高さの調整のみ行いました!
納品時の状態からお客様ご自身で1センチちょっと下げて乗っていたそうですが、今回さらにハンドルを下げる為残りのスペーサーも全て外してステムは一番低い位置となりました!
キャニオンのステアリングコラムは1-1/4インチという比較的マイナーな規格を採用しているため、使用するステムの種類が限られます。
キャニオン純正か、ジャイアント、シマノPROなどから発売されています。
またキャニオンのコラム周りの固定方法は一般的なロードとやや異なっており、トップキャップに固定のボルトはなく樹脂製の蓋がはめ込まれているだけです。
では、どこでフレームとフォークがガタつかないよう固定差れているのかというと、トップカバーにあたる部分にベアリングの玉押し機能がついた部品が使用されています。
側面のイモネジを締めこむと上の蓋が斜めにスライドしてステムとヘッドパーツを押すようになっています。
今回ステムの高さを変える際に触るとかなり緩んでいたためついでに締めなおしました。
ほぼすべて樹脂パーツで出来ていますので、普通のプレッシャーアンカーよりも軽そうです。厚みは約18ミリほどありました。
それはさておき、これで1センチほどステムは下がりましたがこれ以上ハンドルの高さ下げるにはステム交換が必要になる為、一旦これだけにしておきました。
サドルは高さを7ミリ上げるだけなので、前後位置を微調整して今回はこれで終了となりました!
見た目の変化はあまりありませんが、よりレーシーなポジションになりました!
ちなみにペダルはガーミンのvector3をお使いで、パワーウェイトレシオは約4倍だそうです!
近日中にエンデューロレースに出られるそうなので、いい結果のご報告をお待ちしております(^^)/
ワイズロード神戸店
サンデーライド/フィッティング担当
盛山 新太郎
セイヤマ シンタロウ
ご遠方の方、できるだけ早くバイクが欲しい!
そんな方はぜひお気軽にご相談ください!!!
当店は即納準備できているバイクが店内9割以上あります!
ぜひお気軽にご相談ください!!