【B.B.BASE×Y’sRoad】MAVIC号に参加してきました!
B.B.BASEとは……JR「両国駅」と千葉県房総半島を結ぶ列車であり、輪行袋なしでそのまま自転車を社内に持ち込めるのが特徴。
この度はマヴィックジャパン株式会社様全面協力の下、MAVICの最新ホイールをお借りして、房総半島をめぐる走行会に参加させて頂きました!!
COSMIC SLR 40
今回お借りしたのはMAVICのホイールの中でもトップレンジに位置する「COSMIC SLR 40」。高速性、高剛性、軽量性を兼ね備えたリムブレーキロードバイク用のオールラウンダーカーボンホイールということで、普段使用している「FULCRUM SPEED 40C」との違いを意識しながら走ってみました。
集合は両国駅
集合・スタート地点の両国駅。ホームにそのまま自転車を押して入ることができます。まだ朝の6:30なので向かいの側には通勤通学の方がたくさんいました。
B.B.BASE車内の様子
車内の様子。写真のようにバイクを引っかけるラックが設置されているので、リラックスして到着を待つことができます。
行きの車内ではマヴィックさんから今後の展開に関して様々な研修を受けました。
AM8:50、目的地の君津駅に到着!装備を整え、自転車を外へと運び出します。
スタート
駅前の広場にて集合。ここから鹿野山を経由して、竹岡駅まで約70km程を走行します。
4人グループになり、30km/hくらいのペースで市街地から山林地帯へと進んでいきます。最初に感じたのは漕ぎ出しの軽さ。信号待ちからスタートし、徐々に加速していくまでは非常にスムーズで、前の自転車と距離が空いてしまった時も簡単に追いつくことができました。
もちろん一度スピードに乗ってしまえば高いエアロ性能により維持が楽。高速域だけでなく、どの速度域でもメリットがあるというのがホイールを選ぶ上では大切。
ブレーキもカーボンリムとしてはかなりしっかりと効いていました。普段はFULCRUMのAC3テクノロジーを採用したホイールを使っているのでブレーキに不安を感じたことは少なかったのですが、同じ力でブレーキングした場合、MAVICの方がやや早く止まっていました。
25Cのチューブレスタイヤを装備していましたが、やはり快適性と安定感は普段走っているクリンチャーよりも高いと感じました。体重60kg程の自分は5.7barくらいで乗っていましたが、もっと落としても良かったかもしれません。写真のような砂利交じりの道でも不安を感じることなくスピードを出すことができました。
鹿野山ヒルクライム
走行距離約4km、上昇距離にして約400mを一気に登りました。
スタートから10%程度の勾配が続き、最近あまりロードに乗っていなかった身としてはかなり苦しい展開でしたが、重量1390gのホイールに助けられ、なんとか登り切ることができました。
ホイール全体の剛性がしっかりしているのか、踏み込んだ力が全て推進力に変わっている感覚が強く、15%程の激坂でもダンシングなしで進むことができていました。軽量チタンスキュワーからMAVIC純正クイックに換えた影響か、普段より足下の捻じれ感が少なく、ハンドリングも安定してしました。
頂上で記念撮影。
リムの剛性の話
ヒルクライムを終えて、遅めの昼食タイム。食べ終えた後、リムの剛性について面白いお話を聴かせて頂きました。
一般的なニップル穴が開いているタイプのリムは、上から体重をかけるように押すとハッキリと変形しますが、MAVICのFOREテクノロジーによって穴がなくなった最新のアルミリムは変形量が少なく、かなり剛性が高まっていることがうかがえました。さらにリムハイトが高いホイールの場合ほとんど変形せず、カーボンリムと比較しても遜色ない剛性を有しているということになります。
アルミリムと言うとエントリーグレードという印象が強いですが、その中でも性能にはかなりの振れ幅があり、しっかりと良い物を選ぶことが重要なのだと感じました。
ゴールへ
食事を終えたら山を下ってゴールまで一直線。ゴール手前にある人気スポット「燈籠坂大師の切り通しトンネル」で記念撮影。
ゴールの竹岡駅に到着。両国駅から自宅までの自走も含めて120km以上の距離を走りましたが、チューブレスタイヤの快適性が生きたのか、余力を残して終えることができました。
ワイズロード上野本館でもMAVICホイールは多数取り扱っておりますので、ご検討中のお客様がいらっしゃいましたら是非覗いてみて下さい。
この場を借りて、マヴィックジャパン株式会社様に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました!