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【ワイズロードスタッフ試乗会】EMONDA ALR乗りが新型MADONE SLR7乗ってみた!

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川崎店】石田 和也 24年12月02日

ロードバイクはTREKのEMONDA ALRに乗っている私石田ですが、今回は話題の新型MADONE SLRに試乗させて頂きました!

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TREK / MADONE SLR GEN8

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私のロードバイク遍歴

インプレッションの前に私のロードバイク遍歴のご紹介です!入門モデルスタート、カーボンフレームの入門グレード、ミドルグレードのエンデュランスカーボンロード、ハイエンドのレーシングスペックカーボンロード、そして最新の上位アルミロード

TREK / 2011年モデル 1.5

初めてのロードバイク、時代を感じる画質

川崎 トレック

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PINARELLO  / 2013年モデル FP UNO CARBON

初めてのカーボンフレームロードバイク

川崎 ピナレロ

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COLNAGO / 2015年モデル CX ZERO CARBON

石畳のクラシックレースであるパリルーベでも使われたスペックのカーボンフレーム

川崎 コルナゴ

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COLNAGO / 2018年モデル V2-r

UAE EMIRATESの選手達が実際に乗っていたCOLNAGOのV2-r

UAE EMIRATESが採用する前からENVEのハンドル、ステム、ホイールをCOLNAGOの車体に組み合わせていました(笑)

ワイズロード コルナゴ

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TREK / 2023 EMONDA ALR 5

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上記過去記事からROTORのクランクに変えています!

これらの経験からMADONE SLR GEN8のインプレッション記事に入らせていただきます!

他にはピストとBROMPTONにも乗っています!

憧れのMADONE

ロードバイクに乗り始めた当初TREKのモデルからスタートしたこともあって「いつかはMADONE!」という憧れを持っていました!今でこそMADONEといえば空力特化型のザ・エアロロードという印象を持つ方も多いかと思いますが、当時のMADONE(7.9とか)はどちらかといえばEMONDAに似ていました!(当時EMONDAは未登場)

今でこそ「カムテール形状」と呼ばれるようなD型断面のダウンチューブがカーボンロードの当たり前のようになっていますが、TREKのMADONE(KVF)、SCOTTのFOIL(F01テクノロジー)、CERVELOのRシリーズ(スクオーバル)などはかなり時代を先どってD型断面形状を採用し空力と軽量の両立をしていました!

そのため新型の第八世代MADONEを見たときは「おっ!戻った!」が見た目の第一印象です!そうあの時のMADONEのように!

EMONDAとの類似点

乗ってみて感じた第一印象は「EMONDAだ!」でした!

操縦性

コーナーでのハンドリングや低速時&高速時の挙動はそのままEMONDA

ヘッドアングルやホイールベースなどもほぼ似た数値のためここは予想通り

加速感

BB周りの剛性感の違いなどはあれど軽快な走行感はEMONDAの味付けそのまま(私のEMONDA ALRのホイールはENVEのSES3.4を使用している)

BBドロップ量やチェーンステイ長がほぼ一緒なのでここも予想通り、登坂区間が無かったため低速から加速を何度か繰り返してみたが軽さを活かした反応の良さは一緒

MADONE SLR 7 GEN8がカタログ値7.31kg (ULTEGRA Di2完成車)

私のEMONDA ALRがカスタム済みで約7.4kg (DURA-ACEやENVEの軽量パーツまみれ)

この点において新型MADONEは軽量オールラウンダーのカテゴリーに属して良いモデルと言えるでしょう!

EMONDAとの違い

EMONDA SLとSLRが廃番となりMADONEと統合されたという経緯がある点からEMONDAっぽさがあるうえで、EMONDAの違い(MADONEっぽさ)も当然ありました!だってEMONDAじゃなくMADONEですからね!

巡行速度維持が楽

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空力に優れたフレーム形状特有の巡行速度域に達してからの維持が非常に楽!感覚的には知っている走行感からプラスして「微風の追い風でも吹いてる?」みたいな空力性能を有しています!

現行EMONDA ALRもアルミフレームながら昔のMADONEのようなKVFを取り入れておりヘッドチューブ形状やダウンチューブ形状は空力を度外視したようなモデルではないのですが、ここはさすが最新技術を取り入れたMADONEといった感じです! 

勿論専用ボトルケージと専用ボトルあってのエアロ効果なのは形状を見て頂ければ言うまでもないでしょう!

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剛性感

EMONDA ALRはTREKの300 ALPHA ALUMINUMという入門クラスではない上位アルミフレーム、軽さと剛性バランスの取れた良いフレームなのですが、MADONEのSLRはハイエンドカーボンフレーム

MADONE SLR=OCLV 900

MADONE SL=OCLV 500

EMONDA ALR=300 ALPHA ALUMINUM

DOMANE AL= 100 ALPHA ALUMINUM

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BB周りのボリューム感にある造形による剛性感の違いも相まって、フレーム剛性による加速感は当然MADONE SLRに軍配があがります!EMONDA SLRからだと似た感じになるのかな?

EMONDA ALRの前に乗っていたCOLNAGOのV2-r(当時のハイエンドモデル)とはBB周りの剛性感は似ておりハイエンドモデル特有のパワフルな走りでした!

乗り心地

試乗コースの路面が綺麗だったため読み取りにくいというのがあるのですが、、、MADONE SLRの方がロードの凹凸を拾っている感覚が良い意味で鈍感でした!EMONDAが最大タイヤクリアランス28mmなのに対してMADONEは最新モデルでは増えている32mmまで対応したエアロモデル、更に乗り心地面を向上させることも可能です!

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またGEN 7(一世代前)のMADONEから代名詞のようなフレーム形状となっているISO FLOW

エアロ形状のシートポストが増えたためシートポスト&シートチューブをしならせて乗り心地を計算することが難しくなり各社最新モデルで創意工夫している乗り心地に起因する箇所ですが

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TREKは正面からみると菱形になるようにして垂直方向のしなやかさを80%向上させました!さらにこの形状にすることで横から見るとシートステイが延長される構造となり一辺が長くなった分シートステイのしなりもアップ!

加えてシートチューブ上端も後方へしなりやすい形状となっています!

これは天才的な形状だと、初めて見たとき鳥肌が立ったのを今も覚えています!

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EMONDA ALRもアルミフレームながら乗り心地は非常に良いのですが、こればかりはカーボンフレームだからこそできるフレーム形状、MADONEに軍配があがります!

あらゆる要素が詰まった完成度の高さ

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10年後に今のMADONEを見たら時代の流れを感じることでしょう!それは各社研究開発を続けているので当たり前、それでも今の時代においてはパーフェクトに近しいモデルであるといえます!

軽量モデルとして名を馳せた名車EMONDAの要素を吸収したTREKを代表するエアロモデルのMADONE

G1馬とG1馬を配合したような生まれながらに名作が約束された最新ロードバイク、期待のハードルも青天井のように高かったがしっかりと期待に応えてくれた新型MADONEは時代を代表するモデルとなることでしょう!

研究成果の詰まったハイエンドのMADONE SLRもカーボンをOCLV500に変えたコスパグレードのMADONE SLも最新ロードバイクが堪能していただけるオススメの1台です!

ワイズロード川崎店在庫有り!

 今日現在ワイズロード川崎店には新型MADONEの店頭在庫がございます!

MADONE SL 5

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MADONE SL 6

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MADONE SLR 7

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ご購入検討中の方は是非ワイズロード川崎店にご相談くださいませ!!

この度は新型MADONEを試乗させて頂く機会をご用意していただきありがとうございました!!

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