.

#PINARELLO やっぱり凄い新型DOGMA F !! 今試乗会で最も印象良かったモデルをご紹介します!!

53
名古屋本館】入澤 司 24年11月23日

みなさんこんにちは。ワイズロード名古屋本館のいりさわです。

先日開催しました、スタッフ向け大試乗会。改めまして、ご協力頂きました関係者のみなさま誠にありがとうございました。

今回の記事では普段名古屋エリアでは店頭で取り扱っていないブランド

PINARELLO

について、お話ししてみたいと思います。
実は店頭に立っていますと、結構な頻度で「ピナレロ」ないの?とお客様から聞かれます。しかし、当店では店頭にて取り扱いの無いブランドでして、お客様をがっかりさせてしまうことが多いです。

当社は店舗毎にコンセプトが違うことをある種の「ウリ」とさせて頂いておりますので、当店ではピナレロはありませんが一定のご理解を頂けるとありがたいです。

しかし!! 新宿本館及びカスタム館、渋谷本館の在籍していた経験のあるいりさわは当時はピナレロの新型試乗会などにも参加したことがありまして、決してピナレロが嫌いというわけではありません!! あったら乗りたいと思っているワケでして、その経験も踏まえて他社のハイエンドとの違いを店頭にてお客様とお話しできたらなと思うのです。

まぁ、単純に乗ってみたかったというのがホンネではあります。前置きが長くなりましたが、新型のご紹介をして参ります。

PINARELLO

20241115_141432

DOGMA F

[ysid 2025000000193]

デザインが美しいだけではない

20241115_141437 20241115_141434 20241115_141441 20241115_141447

常識に囚われない、目を惹く形状。これはもう何度も何度もモデルチェンジを繰り返して到達した計算し尽くされた形状。

独特の波打った形状のONDAフォークも今ではよりなだらかに。トップチューブの他社とは違う弓なり形状。リアシートステーの曲がり、ダウンチューブのボトルを使う事を前提とした窪み。

この全てが速さの為。古くからいるエンジニアたちが真剣に向き合ってきた証と言えるでしょう。
イタリアンバイクは速いだけではダメなのです。イタリア人は先ず格好いい美しい事が大前提、そして速い。これを両立してこそ自転車なんだといいます。

今回のモデルはLVMHからようやく抜け出したことによって、よし自由度の高い環境で開発された結果とも言える過去最高傑作なのではないでしょうか?

とにかく気持ちいいバイク

20241115_141432

今回のアッセンブルはデュラエースにSPEED42でした。アタリマエのように200万くらいの仕様です。

とにかく高いことが、ピナレロの唯一の弱点かなぁと思うくらい、スキがないメーカーです。

肝心の走り心地ですが、何はともあれメッチャ気持ちいい車体です。同じくらいの価格で、同じクラスのMADONE SLRももちろん乗ってきましたが、試乗コースに漕ぎ出して最初のヘアピンカーブまでの第一印象が、個人的にはこのDOGMA Fのほうがよかったです。

あまりの気持ちよさに思わず笑顔になるという久しぶりの感覚を味わいました。

そのあと素性を調べるために色々見ましたが、気持ちよさの秘密はフレームの素材にあったようです。

M40Xを初採用

なんだそれは?と思うかたが多いかも知れません。今までピナレロは東レのトレカのTナニガシ~というシリーズを使ってきました。
DOGMAのトップグレードであればT1100で、とても有名でしたね。

今回から最新世代である第三世代のM40Xを初採用しました。T~シリーズよりも伸びと曲げにバランスよく強いカーボンで、とにかく硬いが特徴だったT1100よりもより柔軟性に富んだバイクに仕上がっているのです。

実はM40Xはトレック社がOCLV800に使っているいるので、業界的にはピナレロも追いついたという表現になると思います。
速いトップグレードのバイクは軽いけど硬すぎて我々一般ユーザーでは使いにくいほどの剛性と言われてきましたが、M40Xを上手に使って設計したバイクはパイプが薄くてよく動くため(薄くても強度が保てる)下位グレードの比較的お安いカーボンを使う都合上、剛性を稼ぐためにパイプが厚くなって重くてしならなくなったフレームよりも乗り心地が良くなるそうです。

だから、DOGMA FやMADONE SLRはパンッと加速する軽快感と不思議としなる独特の心地よい乗り心地を両立しています。

また、タイヤクリアランスにゆとりが出来たことも影響していると思います。このモデルは30mmまで許容するので、SPEED42のようにリムの内幅が23もある幅広リムで28Cのタイヤを引っ張って入れても接触しません。

タイヤの重量を増やすことなく、設置面積を稼いで、トラクションコントロールを最大化する。太くなるので、エアボリュームも増えて乗り心地も改善する。一石二鳥のメリットを享受できます。
競合他社の最新ハイエンドレースモデルは多くが太いタイヤを履ける改善がなされていて、今までの常識は通用しない時代に本格的に突入しています。

さいごに

こういった最新世代の素材や技術、考え方を導入したマシンはどうしでも予算が跳ね上がります。

しかし、それに見合ったら新しい世界を見せてくれるバイクに絶対に仕上がります。

真剣にレースに取り組んでいる方、予算にゆとりがあって最新世代の楽しさを全て味わってみたい方。是非、一度ご相談ください。

当店でも持てる手段を全て導入して、お客様のご要望にお応えできる一台をおつくりします。

エントリーからハイエンドまで揃うのが、当店ワイズロード名古屋本館の面白いところだと思います。ハイエンドのご商談でしたら、お時間を頂戴することになると思いますので、接客予約をお取りいただいてご来店いただくとスムーズです。

是非、アナタ様の最高の一台を作るお手伝いをさせてください。

皆様のご来店お待ちしております。 

一覧へ戻る


LINE相談

Pageの先頭へ戻る