AMP F1
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軽い気持ちで試乗したら・・・
最近、名古屋本館でやたらとよく売れるAMP F1
お客様に乗り味が説明できるように〜位の軽い気持ちで試乗させてもらったのですがすっかり気に入ってしまいました。
街乗りベストチョイスの太いタイヤ
AMP F1は前後、小さい方の20インチ 50x406 20x1.95 の太いタイヤを履いたミニベロです。
先ずはこのタイヤサイズが良い!
自転車の性格上、主な使い方は町のコミューターだと思うのですが、小径車は歩道の段差が苦手です。
小径車は径が小さい為、段差を乗り越える時の角度が上方向にキツくなってしまい角に強く当たってリム打ちパンクしやすい自転車です。
しかし、20インチと言えど4気圧ほどかけられる1.95インチのタイヤはパンクの気配も無く歩道の段差など安心して走れます。
コース内に雨上がりの落ち葉の落ちた場所もあったのですが太さから来る接地面積のおかがで安定感抜群でした。
転がり抵抗もタイヤが太いので面圧がそこまで上がらず変形量が少ない為なのかよく転がります。
気持ちよく気楽に乗れるのは街乗りには非常に重要ですよね。
また、カスタマイズしたくなってもBMXに使うサイズなので、交換のバリエーションは多彩です。
BMXの操作系
ハンドルやステムはBMXの物が選ばれていて、乗車姿勢は操作性、視界共に良好です。
大きく上がったライズにブレースが付きのハンドル。
スクエアな形状のステムも非常に堅牢そうです。
こちらもBMXとパーツが共通なのでカスタムも楽しめそうですね。
安心の制動力
ブレーキはワイヤー引きのディスクブレーキが装備され制動力は強力かつコントローラブル。
今回の試乗会の様な路面が濡れた中では頼もしい限りでした。
フロントシングルはシンプルで良いですね。
充実のダボ穴で拡張性十分
ダボ穴もしっかりと用意されていますのでキャリアを取り付けて積載性を上げるのもアリです。
・・・・・ここまでは非常によく出来たシティーコミューターの感想なのですが、気に入ったのは実はそこだけではありません。
乗って楽しい!!
AMP F1はちょっとしたアクションがやり易いんです。
先ずは大きくリーンアウトして車体を傾けてタイヤのサイドをしっかり使って8の字を描いてみたのですがハンドル、ステム、フレーム、タイヤ どれも十分に剛性があり安心して倒し込めます。
車体も小さいのでかなりコンパクトな8の字を描けました。
ブレーキも強力かつコントローラブルでフォークもしっかりしているので、ジャックナイフやその場で静止するスタンディングがメチャ楽。
乗車ポジションのお陰で操作がし易く、更にハンドリングを安定方向に設計している為BMXの様に機敏に反応する訳では無く操作に余裕があるので非常にイージー。
挙動はBMXというよりMTBに近い感じですが車体はMTBの様に大きく無いので取り回しが非常に楽です。
もちろん、保証規定にもある通り飛んだり跳ねたりする目的の自転車では無いので無理は禁物ですが、多少の悪路も想定し、フレーム素材もクロモリを奢られているので非常にしっかりしています。
優秀なシティーコミューターがちょっと遊べるって、普段の生活がワクワクしそうですよね!
F1 BMXに インスパイア
メーカーのホームページを覗いてみると、80〜90年代に流行った? F1 BMX をインスパイアされ、現代に昇華したモデルとの事。
シマノ製の専用コンポがリリースするなど局所的に盛り上がりを見せたF1
BMXのフレームのシートチューブを伸ばし、しっかりとペダリングできるサドル高を確保した前傾姿勢の乗車姿勢を取れる自転車で自動車のジムカーナの様な競技するものでした。
当時はやっていたファニーバイクの様なルックスに手指の巻き込み防止の為に?取り付けられたホイールカバーがディスクホイールの様でかっこよかったなぁ~
F1 BMXに憧れて自分のBMXのハンドルをひっくり返して超絶前傾姿勢で乗っていた(危険なので真似をしないで下さい!)事を思い出して非常に感傷的なな気持ちになりました。
漕ぐための進化をしたフレーム形状ですのでサドル高はバッチリ出せる訳ですね。
オリジナルカスタムしちゃいました
名古屋本館スタッフ 全員絶賛のカッコ良さ
タイヤはまだメーカー取り扱い前の物ですが2.35インチの物です。
リアタイヤのクリアランスがギリギリなのでカスタムは2.1インチ位までにした方が良さそうです。
フロントキャリアもキマッテます。
弄っても乗っても楽しいAMP F1
私は、すっかり気に入ってしまいました。
最後に
雨の中設営をし、試乗の機会を与えて下さったメーカーの皆様、本当にありがとうございました!!