20241115上山自転車日記:スタッフ試乗会編3
自転車はこれで2台目の上山です。
前回同様RIDLEY今回は看板モデルFENIX SLICこちらはリムブレーキの時代からモデルチェンジを続けてもずーっと同じ名前と大体同じ形状を踏襲して作られるロングセラーな1台ではないでしょうか?
FENIX SLIC
RIDLEYの顔たるFENIXシリーズもとより生まれたのは石畳のパリ・ルーベを最速で完走するためでありました。
日本人が思うレース環境でのガタガタを10倍くらいにしたものが現地の石畳なんだそうですね。
そこまで過酷なレースだからこそ道のわだちやサイドの草が生えた部分に選手たちは逃げて走っていたりするんですね。
さてそんな過酷な道を走らざる負えなくなったFENIXシリーズは路面の衝撃をライダーに伝えずらくなるように調整され適度な加速力で勝利を勝ち取ったと思います。
そんなバイクだからこそ衝撃をいなすことに注力しているモデルだと思っていました。
そう、思っていたんです。
よく聞く剛性感がないは過去の話
実際にメーカーさんに聞いてみたところそういった声はよく聞くんだそうでですが皆様声をそろえて”普通に剛性もあって走りやすい”とおっしゃるようです。
そうなんです、かくいう上山も剛性を落とし力をいなすことに注力してしまって進まない自転車になっているのではないか?と思っていました。
ですがそこはしっかりと進化している最新モデル!
しっかりとアップデートされて形を変えず軽量性や剛性面の強化に努めています。
乗り心地
パリ・ルーベのような石畳は日本にはなくあってもグラベルのような砂利道がいいところでしょう。
もちろん日本の環境ではグラベルは少ない(特に関東)太目のタイヤを履かせ普段の道を少しそれるグラベルライドもまた楽しいでしょう。
そしてそれに耐えうる乗り心地を持った1台であると上山は思います。
日本のオンロードはきれいすぎるのでFENIXシリーズの乗り心地は快適そのものだと思います。
剛性感
ここが先ほどもお話した通り結構いい感じでした。
いい意味で裏切られたと言っていいでしょう。
FENIXの前に同社FALCN RSに乗っていましたのでそちらの方がガツンと来る剛性感は高いでしょう。
でもそれはより高次元のレーシングならではの話。
もちろんFENIXシリーズもレーシングモデルであることに変わりはありません。
ですがこれが新世代のエンデュランスロードかと思わせる優しくも力強い加速力がついてくる1台に思います。
この感想がr7100のカーボンホイール搭載の完成車から感じられるというのが技術の進化を感じました。
おすすめの乗り手
・レーシングスペックでロングライドやブルべなどに挑む方
・オンロードだけでなくたまには道を外れオフロードも同じ自転車で入っていきたい方
・ハイエンドでありながらハンドルもついて¥385,000-とバリュープライスに魅力を感じる方
こんなところでしょう。
もちろんチャーリー店に新カラーも入荷済み
ぜひ店頭にてご相談ください。