こんにちは大阪本館の坂本です。
先日ワイズロードバイクデモがあり色々なバイクに試乗してきたのでインプレ記事を書いていきます。
今回は
PINARELLO DOGMA F
ダウンチューブ上面はブラックになっています。
どこから見てもカッコよくPINARELLOらしい美しい曲線のデザインが特徴的で飽きが来ないデザインです。
F8で既に現在の原型を作っておりPINARELLOは何年も先回りをしていました。
実走
やはりPINARELLOのバイクはコントロールがしやすく思い描いた通りに曲がります。
通常リムよりDiscの方がコーナリング性能が高いのですが、昔F12リムから別のDisc車に乗り換えた際にはF12の方がコーナリング性能は高く感じました。
トム・ピドコックの驚異的な下りは本人のスキルが高いことはもちろんですが、PINARELLOのコーナリング性能の高さがあの下りを支えていることが事が分かります。
下から上まで芯があるような剛性感があり、上の方でひらひらしてバイクが軽く感じるような乗り味でした。
この剛性のおかげで思い描いた動きとズレが無くダンシング時は一体感が強く自分の体の様に感じます。
乗り心地
23-25Cが主流の頃のF12に乗っていたころは高剛性な代わりに、かなり振動を拾い疲労感がありましたが、現在ではDOGMA自体も毎回乗り心地が向上しているのと28Cになったことにより剛性と乗り心地を両立しており、より幅広い層の方が扱いやすいバイクになっていました。
シートステーの位置を低くして柔軟性を上げています。
最大の強み
DOGMAの最大の強みは入力に対しロスがほぼ0で推進力に変えてくれるところです、下ハンドルを握った際のダンシングは驚異的で踏みだした直後もよく伸びるのですが一定の速度をこえると更に伸びる感覚がありました。
大ボリュームのBB周りと極太のチェーンステーがパワーをしっかり受け止めてくれます。
今回から1枚の面の様になり空力も上がっています。
TALONの一体型のハンドルも高剛性で上半身の筋肉が使いやすくより良い加速に貢献しています、下ハンドルの形状はΔになっており、重量が-100gフレア角度が4から7度になり巡航時は空気抵抗が減りスプリント時はハンドルが振りやすくなっています。
まとめ
造形が美しく所有欲を満たしてくれ、乗れば驚くような性能を発揮するバイクでした、レースが目標の場合は一瞬の勝負を決めるのが得意なバイクなのでスプリンターの方にオススメです。
現在、ご予約受付中でございますでお待ちしています。
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