こんにちは。松山店青木です。
最近はミドルグレードはほぼすべてDi2が採用されていますね。
私の周りでもDi2ユーザーが増えています。
その中でも105Di2の割合が高いように感じますね。
そこで今回は105Di2ユーザーに向けて
「ここをアップグレードすれば劇的に変わるよ‼」
というパーツをご紹介。
①フロントディレイラー
[ysid 4550170875305]
比較してみるとアルテの方がコンパクトで薄いですね。
実は105Di2は旧式のモーターを使っていて、アルテ以上になると新型のモーターが採用されています。
(逆に考えると105Di2は一世代前のハイエンドモデルと似たような変速という事⁉)
ただ、新型アルテ以上は前作より+45%ほど変速動作が速くなったらしく、目で見ても動作のスピードに差があるのが分かります。
レースやタイムを競うようなイベントに出るのであれば、こうした変速動作が結果につながってきますので速いに越したことないです。
②STiレバー
[ysid 4550170241049]
大まかな見た目は色が違うくらい??
よく見るとブラケットトップの部分がアルテの方が細いような…
アルテのブラケットトップには何やら模様がありますね。
ここには何があるんだ‼
記憶に新しい…ここに私が落車でへし折ったレバーがあります。
この子で見てみましょう。
上部に小さいポッチがありますね。
これはボタンです。
では、これはいったい何をするボタンなのか。
それはですね。
貴方が決めるのです‼
リアの変速、フロントの変速、サイコンのページ送り、サイコンのラップタイムや計測開始/終了 etc...
対応する機能を設定で変更することができます‼
私の場合はサイコンのページ送りにしています。
サイコンはGARMINのEDGE830でタッチ機能が付いているのですが、汗がついたり、濡れた手で触ると反応が悪くなります。
レース中に何度もスワイプしたくない‼
ということで設定したのですが、これは非常に便利です。
四国一周中も何度も走行画面とナビを行き来していました。
これにはまった結果、機械式の通勤号でブラケットトップを押してしまい、その度に不便を感じています(笑)
ちなみに105Di2はフード部分にボタン電池が2つ
アルテDi2はボタン電池が1つとなっています。
流石に2つもあるので、電池の持ちは105Di2の方が良いみたい。
また、サーボウェーブ機構の有無の違いがあります。
パッドがローターに当たるまでは素早く動き、制動開始後はレバー比が変化し、強大かつコントローラブルなブレーキ力を生みます。
要はレバー比が引き量に応じて変更されるので、ブレーキタッチは軽く速く、強く握れば強力なブレーキ力を発揮します。
私も使用してみて ガツン‼と一気にブレーキが効く感じではなく、リムブレーキのような感触があるように感じました。
③クランク
[ysid 4550170894108]
画像で見てわかるのはクランクアームのごつさ。
見てわかるようにアルテの方が剛性が高いです。
(左:アルテ 右:105)
チェーンリングは105の方が肉抜きされているのでアルテの方が軽いのでは??
なんて思ってしまうかもしれませんが
アルテ以上のチェーンリングにはSHIMANOの「ホローグライド」が、クランクアームには「ホローテック」技術が使われています。
そのどれもが中空構造で、軽量化をしつつ剛性も高めるといったメリットがあります。
ということで105の方が肉抜き具合や、アームの細さと、見た目的に軽そうに見えますが
総合的にアルテの方が軽くなっています。
軽いギアが欲しいならスプロケ&RDは105の方がいい??
最新105はアルテでもデュラでも対応していない大きなスプロケットが選べます。
それは…
11-36T‼
フロントが50-34だとギア比1切っちゃいます。
激坂でも安定してペダルを回しやすくなります。
しかし、スプロケットもまたアルテ以上でしか使われていない技術があります。
それはHG+テクノロジー。
チェーンのかみ合わせの改善、リテンションの強化、ペダリングの円滑化で
地形の急変時にも力を発揮し、安心して対応することができます。
105は11-34,11-36に対応。
アルテ以上は34Tまでしか対応していない&展開が11-30、11-34しか無いのでご注意ください。
という事で今回はアップグレードするならココ!
というパーツをご案内させていただきました‼
ご参考までに!