オウチでお手頃にパワートレーニング♪ってことで、スマートトレーナーにしてはお手頃価格のタイヤドライブ式ローラー台をご紹介してまいりましたが、タイヤドライブ式が故にスルーアクスル規格の車体ではそのまま使えない。
・・・のお悩みに対応するアダプターをご案内♪
【SARIS】TRAINER TA ADAPTER STD
(142x12/1.0&1.75STP)
販売価格¥5,000-(税込)
[ysid 0012527018765]
スルーアクスル規格とローラー台を繋げるアダプター
後輪車軸(スキュワー/クイックリリースレバー)の突起部分を挟み込んで固定するタイヤドライブ式ローラー台は、突起部分の少ない(または無い)スルーアクスル規格の車体ではそのままの取り付けは不可。
ご紹介の商品はスルーアクスル規格の車体でもしっかりとローラー台で固定できるように変換するアダプター。
左右それぞれにネジ山が設けされており「M12 x 1.0」と「M12 x 1.75」の2つのピッチ規格に対応。付属するスペーサーを抜いたり、指定の位置に入れることでそれぞれのネジ山規格を有するフレームに対応させます。
在庫車体で調べる限りでは、TREK(UDHタイプを除く)やCANNONDALEなどのアメリカブランドのモデルは「M12 x 1.0」仕様が多かったです。
スルーアクスル規格でも取付不可なもの
上記の通りネジ山の「M12 x 1.0」と「M12 x 1.75」の2つのピッチ規格ようなので、同じスルーアクスルでも「M12x 1.5」ピッチ規格のフレームへの取り付けは不可。
「M12 x 1.0」と「M12 x 1.75」だったとしても最近のフレームに多く採用されるようになったUDH(ユニバーサルディレイラーハンガー)規格にはドライブ側にシャフトが貫通しない為、ローラー台への設置が出来ません。
同じ理理由でRAT規格スルーや、BMCフレームなどで採用されるドライブ側に穴のないモデルは取付できませんのでご注意を。
画像と個数表記が一致しない付属の紙
実際の商品に組み込まれているスペーサーなどの量は付属の紙に表記されている「product Includes(製品に含まれるもの)」はそれぞれの個数で間違いはありませんが、
図にあるスペーサーの量が余分に書き込まれていて紛らわしいですね。惑わされぬようにご注意を。
使用方法
①M1.2×1.00アクスルエンドからF:#6Hex Bolt Head及びA:Axle Capを外し、逆サイドのF:#6Hex Bolt Head及びA:Axle Capを残しそれ以外は取り除く。
②D: Space cone を円錐の尖っている側がフレームのノンドライブサイド外側に接するように配置。
③E:Axle BodyをM1.2×1.00アクスルエンドから②通してノンドライブサイドからドライブサイド側へ挿入し、ネジ部でアクスルを固定。
④必要に応じて、ドライブサイドから露出したアクスルを覆うようにスペーサーを配置。
⑤M1.2×1.00アクスルエンドをA:Axle Cap及びF:#6Hex Bolt Headでスペーサーを固定。
・・・以上が9707Tの使用方法になります。
ローラー台側もシャフトの向き変更が必要
あくまでSARIS M2に設置する場合(他のローラー台への固定方法とは異なります)になりますが、リムブレーキバイクなどのスキュワータイプ車軸に合わせた設定そのままでの車体の組付は出来ません。
ドライブ側の押し出し棒を引き抜き向きを変え、スルーアクスル車体幅に合わせる必要がございますのでお忘れなく。
後はローラー台のシャフトにアダプタの位置を合わせて固定で完了!!少々の手間はございますがしっかり使用できるように設置できました♪
お手頃スマートローラーもまだまだ在庫中!!
バーチャルライドやパワートレーニングをお手頃価格で始めるならギリ3万円台のスマートトレーナー「SARIS M2」は最有力候補となる1台!!
残りの在庫数も少なくなってまいりましたので、上記説明の規格に合うディスクブレーキ・スルーアクスル(M12x1.0/1.75)の車体の方も上記アダプターを使ってお手頃にバーチャルライドやパワトレ始めてみてはいかがでしょう♪