消耗品の交換は重要!
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です
当店はここ最近作業の依頼がとても多く処理が完全には間に合っていない現状
修理依頼件数一位はもちろんパンク
原因は多岐に渡るのですぐに修理出来る場合もあればパーツ取り寄せなどでお時間をいただく事も・・・
そして、二番目に依頼が多いのは消耗品の交換
スポーツバイクの運用で減る物上位の一角がブレーキシューです
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ブレーキシューが傷む要因は削れだけじゃない!
使用に伴い擦れて削れるというのは当然ですが、実はそれ以外の要因でブレーキシューが傷む事があります
それは経年による劣化
ゴム製品は製造から時間が経つと内部の油分が抜けしなやかさを失い硬化します
ブレーキシューの場合紫外線や摩擦熱などでゴムにダメージが蓄積していくので使用環境や保管環境などにより劣化が進みやすくなります
こちらは当店スタッフのバイクから外したブレーキシュー
本体を支えるネジ付近のゴムに大きなビビが入っており非常に危険です。
ゴムのしなやかさが無くなると当然制動時のストッピングパワーにも悪影響なので早めに交換しましょう。
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ちなみにカートリッジ式のブレーキシューに交換すると制動時のタッチ感がカチッとするので個人的にオススメのカスタムですよ。
「調子が悪いブレーキ」ほど怖い物は無い
「ブレーキの効きが悪いんです」というメンテナンス依頼の場合「えっ?これでお店まで乗ってきたんですか!?」と聞きたくなる程全く止まれない状態で持ち込まれる事がほとんど
ブレーキが効きにくいという事を軽視してそのまま乗り続けてしまう方は意外な程に多いんです。
修理に持っていくという行為が面倒に感じる気持ちはとても良く分かるのですが、公道を走るにあたっては道路交通法にて制動装置について定められているので前輪、後輪どちらか片方でも効かない状態になった時点で走行は不可です。
当然法令に適していない状態で走っていた場合罰則もありますし、万が一交通事故などがあれば自分が加害者でも被害者でも責任割合に影響する可能性があります。
ブレーキに関してはどんなに上手いライダーでも車体側に不備があれば止まれません
普段から異常が無いかを確認しながら使うようにしましょう!