行って参りました。
長野県が舞台。
ヒルクライムアマチュア日本一決定戦
ヒルクライマー約束の地
“ノリクラ”
距離20㎞
獲得標高1260ⅿ
自転車で上れる日本最高到達点2700ⅿオーバーの異世界。
前日は移動日、そして各ブースにご挨拶を。
今年購入したLOOK 785HUEZ RS
ユーロスポーツインテグレーション様
賑わってましたねぇ。
そしてこちらはカーボンドライジャパン社!
新型のv3 も話題で人だかりがたくさん!
そして、レイクのシューズコーナーにも人だかりが・・・。
野生の兼松大和 お兄様を発見シタ。
なんなのだこの爽やかさは!?(笑)
あっという間に時間は流れ夜。
今回も元サンデーライド有志チームのジャージで。
ワイスロードスタッフとしては私と神戸店 盛山が参戦。(彼も元大阪本館スタッフですからね。)
総勢7名が参加です。
ホントは9人参加予定だったんですけどね・・・。(>_<)
前日の寝不足からか9時過ぎには眠りにつくというか、気づけば落ちていたという。。。
起床は午前3時半。
4時前には食事を終わらせ、5時過ぎにはアップに入る。
ん?
なんだか様子が・・・・
こんな感じですがマジメにアップをしており、時間が経つにつれ気温もグングン上昇。
今年も頂上までいける!!
まずはそこに感謝。
雲がかかっているあたり、
あの高さまで、そして
あの場所まで一気に駆け上がる。
自転車で走れる最高到達点。
空へと続く道。
ヒルクライム日本一決定戦を決めるのにこれ以上の場所はないでしょう。
(私はそういうレベルでは到底走れませんけどね・・・。)
私の出場するチャンピオンクラスは7時スタート。
前から6列目あたりだったでしょうか。
すぐ隣には昨年の沖縄に共に行った松木さんが、スタート前にお互いにがんばりましょうと握手を。
そう言えば、レースで一緒に走るの初めてだなと。
気負いはなく、目標の一時間切りに向けて今年こそ切るぞ!という意気込みだけは十分。
そして7時ジャスト。
号砲と共にスタートが切られる。
昨年と同様にまずは序盤。
3本滝までは先頭集団で走れないようでは一時間切りは厳しかなぁと。
ペースはゆったりとしており、集団の密集度も高い。
三本滝までは余裕。
そこから昨年はあっけなく千切れていきました・・・。
今年はどうだろう?
九十九折りが始まりペースも上がり始めたでしょうか。
苦しくなってはきましたが、まだまだいける。
中間地点の看板を通過。
未だ先頭集団内にて生存。
11kmあたりだったでしょうか。
なんだか苦しくなってきた・・・。
さっきまでの余裕はどこへいった!?
程なくして脱落!!(*´Д`)
そこには暗峠を共に制覇した中村龍太郎選手も・・・。
去年よりは先頭集団について行けたとはいへ、三本滝までのペースがゆっくりだったこともあるでしょう。
そんなにパワーを使っていたとは考えられなかったのですが・・・
“乗鞍マジック!?”
標高の高さ故、パワーの数値がベラボーに低い。
先頭集団から脱落し、昨年と同じく数名で諦めずに追っていたのですが、そこからも脱落。
そうすると昨年のデジャヴュか。
全く力が入らなくなり、後ろからきた選手たちにも次々に抜かれていく始末。
今年もかよ(*´Д`)!!!
サドルが落下し、2度ほど停車された雑誌でお馴染みハシケンさんには驚かされたり、
同じくヒルクライム強豪選手が同じように苦しんでいたりと、
乗鞍の難しさを昨年に続き感じておりました。
そうこう喘いでいるうちに第二チェックポイントを通過し、【森林限界】を迎える。
数度一緒に練習したことのある昨年度年代別優勝者 TEAM GREEN ROAD(兼松さんと同じチーム)の中治選手 が後方より私をパス。
彼を目標に少しだけ息を吹き返し踏んでみるもののすぐに苦しくなる。
森林限界・・・その標高の高さ故、高い木が生えないその標高の空気の薄さ。
一度上がった心拍は戻らないと言われております。
・・・・
心拍計忘れましたー。
中治選手との距離が着かず離れず、残り距離を消化していくのですが、
手元の時計と残り距離を見たとき
「あれ?このペースは一時間切り無理じゃね?」と。
おかしいなぁ。
昨年よりも練習を積んだと思っていたんですけどねぇ・・・。
六甲山(逆瀬川~一軒茶屋)は37分台だし、今年こそ1時間切れるんじゃないのかと思っていたのに・・・
などと昨年と同じく悶々と。
そして大雪渓を通過し間もなく、中治選手との距離が縮まりだす。
すると、
すぐ前に信じられない選手が・・・
!?!?!?!?
え!?
・・・ヤマト・・・さん?
すぐ目の前を・・・ゆっくりと走っている優勝候補が一人
兼松大和 選手がいる。
昨年あたりからご縁があり、色々画策したり、練習に呼んで頂いたりと、
この乗鞍でも山の神・森本選手も勿論応援してますが、兼松選手は最も身近で尊敬できる存在。
優勝争いをしているであろうヤマトさんがなぜ・・・??
チームメイトの中治選手が兼松選手さんの横に並びペースを合わせる。
この時、完全に私の気持ちも切れてしまった。
ヤマトさんと少し言葉を交わす・・・。
彼の最後の乗鞍・・・
私もこのままこの人と一緒にゴールまで行き最後を見届けようかな・・・・。
しかし
【これまでずっと一緒に走ってきたチームメイトが寄り添って走っている。】
ずっと中治さんはヤマトさんを尊敬し、追ってきた人。
そしてチャンピオンクラスで最後のレースと決めていたヤマトさん。
理由がどうであれ、このゴールまで残り1kmの2人を邪魔してはいけない気がしました。
ここは私がいていい場所ではない。
2人を後にし、そのまま1kmを消化しゴールラインをわる。
TIME / 1時間2分3秒。
結局1時間切りどころか、昨年よりもタイム落としているやないかーい(>_<)
ゴール後はヤマトさんと中治さんを待って並んで荷物置き場まで。
ヤマトさんに何も聞けなかった。
言葉が出なかった。
この時、
何か話すことはできても何があったのか聞けなかった・・・。
ヤマトさんの結果に対して色んな憶測が飛び交っているようですが、、、
・・・ここで述べるにはあまりに私の文章は軽すぎる・・・。
詳しくは兼松大和さんのブログをご確認ください。
とまぁしんみりと言いますか、私のレースレポはここらまでで。
頂上では山の神・森本さんや龍太郎さんらと談笑したり、
元チームメイトらと反省会をしたり(笑)
後は一緒に参加した
かつての大阪本館サンデーライド有志チーム Cool Veloのみんなと合流して絶景を満喫しました。
名古屋店のお客様とお揃いの785 HUEZ RS
遥か彼方に見えるのは下山の選手たち。
山頂にある美しく青い池?
見よ!!!
この美しき風景!
・・・こんな画像で少しでも伝わるといいのですが・・・。
そして下山。
ヒルクライム最高の舞台【乗鞍】
なんとな~く、相性悪いのかなぁとか思ってたりもしますが・・・(^-^;
来年も仲間とこの場にきたいです!
そう思わさせてくれるこの場所が好きです。
【機材】
フレーム:LOOK785 HUEZ RS
コンポ:SRAM RED22
F:53/39
R:11-28
ハンドル:DEDA ZERO100 アナトミック
ステム:¥DEDA スーパーレジェラ
ホイール:Xentis SQUAD2.5 カーボンクリンチャー
タイヤ:ミシュランPOWER 23c
サドル:FABRIC PRO
ボトルケージ:TNI ジャスト9
ペダル:LOOK KEO BLADE CARBON Ti
パワーメーター:STAGES POWER SRAM RED GENE3
カスタムパーツ:CDJビッグプーリー