Louis Meintjes makes South African sports history

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MERIDA情報 16年08月01日

ツール・ド・フランスは例年通り、パリのシャンゼリゼ通りで閉幕しました。最終ステージでは、ルイ・コスタとLAMPRE-MERIDAの選手たちが先頭集団を走り、ダヴィテ・チモライはあと少しのところでトップ10 入りを逃し、11位でフィニッシュ。最も重要なのは、ルイ・メンチェスがパリまで無事に戻り、南アフリカのスポーツ史に総合8位とヤングライダー賞2位をもたらしたことです。

3519kmもの距離と3週間を全力で走りきったMERIDAは、第103回ツール・ド・フランスを満足した心持ちで振り返ります。ダヴィテ・チモライが唯一のスプリンターであったTEAM LAMPRE-MERIDAは、それでもレースが進むにつれ、徐々に調子を上げていきました。

ルイ・メンチェスは、安定した最高レベルの走りを、一日たりとも脚を休めず見せてくれました。これは彼の若さでは驚くべきことでもあります。この若手南アフリカ人選手は、すべての山岳ステージで全体に混じり上位をキープし、第19ステージでは4位入賞を果たしました。総合8位に輝いたメンチェスは、ツール・ド・フランスで自らが熱望した目標を達成し、南アフリカ人最高となる順位に輝いたのです。同じことが、イギリス人のアダム・イェーツのみに敗れたヤングライダー賞2位の獲得にも言えます。彼には明るい将来が待っていることでしょう。

しかし、ルイ・メンチェスだけがスポットライトを浴びたTEAM LAMPRE-MERIDAのライダーではありません。ルイ・コスタはピレネー山脈でのアンドラまでのステージで、2位となったことでその強さを見せつけました。その2日後、このポルトガル人ライダーはエンヴァリラ峠頂上に先頭で姿を見せ、ツールの創始者を称えるアンリ・デグランジュ記念賞を獲得。その後も第3週から最終週までその猛攻を休めませんでした。

彼はアルプスでの最後の山岳ステージ2つを、終始先頭集団で走りましたが、チームメイト同様、優勝は果たせませんでした。クリスチャン・ドュラセクとツガブ・グルマイは何度も山岳ステージで強さを見せ、重要なサポート役に徹しました。しかもグルマイは肋骨を骨折しながらもパリまで走り続けたというのですから驚きです。そして第6ステージ後に新城幸也は、そのステージほぼ全体を2名のみで逃げ切ったことから、敢闘賞を授かりました。

MERIDA スポーツマーケティング担当アンドレアス・ロットラーはチームの走りをこう絶賛します。

「LAMPRE-MERIDAの共同スポンサーでありバイクのサプライヤーとして、これほど嬉しいことはありません。ルイ・メンチェスは最大の期待に応え、終始最高の走りを見せました。ルイ・コスタ、クリスチャン・ドュラセク、ツガブ・グルマイ、新城幸也ら他の選手も、何度も中継画面に現れ、私たちやその他スポンサーも満足しています。さらに良かったのは、チーム全員がパリまで完走できたこと。機材の調子は申し分なく、チームへのサプライヤーすべてに感謝の気持ちを伝えたいです。落車で損傷したタイヤ1本を除いて、9名のライダーと距離3519kmのレースで、機材トラブルはありませんでした」。

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